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新卒1年目がノバセルで学んだ「仕事を進めるコツ」

この記事は ノバセル Advent Calendar 9 日目です。

こんにちは、ノバセル 24 年新卒の秦です。 テクノロジー開発部にて、データエンジニアをしています。

入社をしてから8ヶ月ほどが経ちました。

最初は仕事がなかなか上手く進められず、一つの仕事に必要以上に時間がかかっていました。 しかし、「あること」を意識するようになってから、少しずつ仕事が上手く進められるようになってきました。 今回は私が実践して効果を感じた「仕事を進めるコツ」を共有したいと思います。

コツは「分解」すること

そのコツとは「分解すること」です。

仕事は以下の二種類に大別できます。

  1. 具体的でわかりやすい仕事
    • 例: 「このデータベースから特定のデータを取得する」
  2. 抽象的で漠然とした仕事
    • 例: 「このページをお客さんが使いやすくする」

前者のような具体的な仕事は取り掛かりやすいですが、後者は何から始めればいいか分からず、進めるのが難しいです。 この「抽象的な仕事」の抽象度を下げ「取り掛かりやすい仕事」にするために必要なのが「分解」という技術です。

分解の実例: 「オムライスを作る」

例えば「オムライスを作る」という仕事を例に考えてみます。 この状態だと抽象度が高く取り掛かりにくいです。 そこで、以下のように分解していきます。

料理は「食材の準備」と「調理」に分けられます。

  • オムライスを作る
    • 食材の準備
    • 調理

まだ実行可能な抽象度ではないので、さらに分解していきます。

  • オムライスを作る
    • 食材の準備
      • 冷蔵庫にある食材を確認する
        • (必要な食材は何?)
      • 足りない食材を買い出しに行く
    • 調理
      • (そもそも作り方知らないぞ?)

分解をしてみると食材の準備として何を準備する必要があるのか、そもそもどういう調理をすればオムライスを作れるのかわからないということに気づきました。 つまり、見落としている仕事があったという事です。 見落としている仕事を追加してさらに分解します。

  • オムライスを作る
    • オムライスの作り方を調べる
      • レシピサイトで検索する
      • どのレシピを使うか決める
    • 食材の準備
      • レシピにある食材を確認する
      • 冷蔵庫にある食材を確認する
      • 足りない食材を買い出しに行く
    • 調理
      • レシピを参考にする

このように分解することで

  • 抽象的な仕事を実行可能な具体的な仕事にできる。
  • 分解前は見落としていた仕事を発見できる。

というメリットが得られました。

分解をしていなければ

  • とりあえず買い出しに行って、結局何を買えば良いかわからない。
  • 作り方を調べる時間を考慮しておらず、完成を約束した時間に間に合わない。

ということが起こり得ます。

分解を身につけるには

分解をすれば良いとわかっても、いざ分解してみようとすると思いのほか難しいです。 自分なりにどうしたら分解しやすくなるかを書きます。

まず分解の出発点は「仕事の目的を明確にすること」です。 目的があいまいなまま分解に取り掛かると必要な要素を見落としたり、無駄な作業が増えたりすることになります。

再度「オムライスを作る」を例にします。 「お客様に振る舞う」のが目的なら見た目や盛り付けが重要ですが、「自分で食べる」なら味に集中すれば十分です。 目的を明確にすることで、何を分解すべきかも明確になります。

あとは、分解のためのフレームワークを活用する事です。 調べたら色々出てくると思いますが、例えば前中後というフレームワークがあります。 このフレームワークでは、仕事を三つに分けて考えます。

  • 前: 取り掛かる前に行う準備
  • 中: 実際に行う作業
  • 後: 終了後に必要な確認や後始末

オムライスの例で言うと以下のようになります。

  • 前:オムライスの作り方を調べる、食材の準備をする
  • 中:調理をする
  • 後:盛り付けをする、食卓に出す、洗い物をする

このようにフレームワークを活用することで分解がしやすくなり、さらに見落としていた仕事を見つけることができます。 今回でいえば、後の仕事が漏れていたことに気づくことができました。 他にも色々フレームワークがあるので調べて活用してみてください。

あとは分解する時間を意識的に取ることが大事です。 仕事が忙しかったりすると、分解を省略してしまいがちですが、分解をしないと結局仕事を上手く進められず必要以上に時間がかかることにつながります。 仕事に取り掛かる前に仕事の目的を確認し、分解をする癖づけをしましょう。

分解は難しいものですが、経験を積めばどんどん上達していくはずです。 日々分解を意識し、分解する経験を積むことで今までより仕事が上手くできるようになるはずです。

まとめ

抽象的な仕事は進めにくいですが、「分解」を意識することで具体的な仕事に分解できます。 具体的な仕事になれば仕事に取り掛かりやすくなり、今自分が何をしてるかを人に共有しやすくもなります。 そして、具体と抽象という本にもあるように、具体と抽象の両方をセットで扱える力が必要です。 今回は分解をすることで抽象から具体化することができ、仕事がしやすくなるという話をしました。 逆に具体から抽象化する力も身につけることで、より仕事がしやすくなると考えています。 具体化力と抽象化力を鍛えてもっと仕事ができるようになりましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!