
はじめに
こんにちは。ノバセルでデータサイエンティストをしている宮野です。
新しいPCでVSCode × Rの分析環境をつくる機会があったので、備忘録としてまとめます。
なお、すでにVSCodeとRはインストール済みのものとします。
必要なものをインストール
VSCodeのR拡張機能をインストール
VSCodeにR拡張機能(R Extension for Visual Studio Code)をインストールします。

radianをインストール
Rの構文ハイライト等を利用するために、radianをインストールします。
ターミナルから以下を実行します。
※ ここでは公式を参考に、pipでインストールすることとします
# radianのインストール $ pip3 install -U radian # radianの実行 $ radian
Rのパッケージをインストール
VSCodeでRを快適に使うために、languageserverパッケージとhttpgdパッケージをインストールします。
Rのターミナルで以下を実行します。
install.packages('languageserver') install.packages('httpgd')
R拡張機能の設定
Bracketed Paste
radianを利用する場合は、チェックをつけることが推奨されています。
Plot: Use Httpgd
チェックをつけることで、plotがVSCode上でもRStudioのようにいい感じにできるようになります。
LSP: Diagnostics
チェックを入れることで、文法のエラーや警告などが検出されます。
lintrの構成機能により、意図しない波線が頻発し煩わしいときがあるため、私はチェックを外しています。
RPath: Mac
R実行ファイルのパスを入力します。
Rをインストールする際、インストール先のディレクトリを特に指定していなければ以下の場所にそれらしきものがあるはずです。
/Library/Frameworks/R.framework/Resources/bin/R
Rterm: Mac
radian のインストール先にある実行ファイルのパスを入力します。
もしパスが見つけられなければターミナルで以下を実行し、パスを確認してみてください。
$ which radian
おまけ: Jupyter NotebookでRカーネルを利用
VSCode上のJupyter NotebookでRカーネルを選択できるように設定をします。
ターミナルでRを立ち上げ、以下を実行します。
※ RStudioなどから実行してもエラーがでるため、ターミナルからRを起動して実行してください
# Rを立ち上げる $ R # Rが立ち上がったら以下を実行 > install.packages('devtools') > devtools::install_github('IRkernel/IRkernel')
実行後、VSCodeを再起動してから新しいNotebookを作成し、カーネルの選択 → Jupyter Kernel でRの実行ファイルのパスが設定できるようになります。
これで、NotebookでもRカーネルが利用できるようになりました。
蛇足ではありますが、RカーネルのNotebookでは日本語が文字化けする場合があります。
以下を実行し、ロケールの設定をすることで日本語が扱えるようになります。
Sys.setlocale('LC_ALL', 'ja_JP.UTF-8')
