RAKSUL TechBlog

ラクスルグループのエンジニアが技術トピックを発信するブログです

HackWeek2023 ラクスルサマーインターンシップ体験記

はじめに

神戸大学大学院25卒の水崎祥太です。
今回は自分が参加したラクスルでインターンしたレポートを書きたいなと思います。

想定読者は
  • ラクスルという会社に興味を持っている就活生
  • HackWeekをおもしろうそうと思っている学生
特に読んでほしい人
  • PdMを目指すために、TechとBizが近い距離である会社に行きたい人
  • 一緒に働く仲間が大事だと思っていて、それを大事にする会社に入りたい人

となっているので、もしよかったらご覧ください。

概要

今回のラクスルのインターンであるHackWeekでは、全5日間で、与えられたテーマをもとにチーム開発をしました。
僕たちのチームはインターン生4人に対して、メンター1人という体制でした。(他のチームは2,3人のチームもありました。)
先に感想を伝えておくと、自分にとってはラクスルの雰囲気が知れたことで、ラクスルで働くイメージがついたインターンでした。

参加する前の僕のお話

自分の中で、ぼやっと30才になるまでに、PdMになりたいな~と思っていました。
それは自分自身が、システム開発における上流工程を考えることが好きなこと・プロダクトの企画から売れて運用するまでを一貫して考えたいな~と思っていたことが大きな要因です。
そのために、TechとBizの距離が近い会社に入れたらいいな~とぼんやり思っていました。 また、PdMをするなら、自分が好きだ!これを世に広めたい!と思えるプロダクトを育てたいと思っていました。

そんな中で参加した理由

参加した理由は、大きく3つあります。

1. TechとBizが近いと感じたこと

採用イベントで話した際に、TechとBiz側の距離が近い話だったりを聞いて興味を持ちました。 あと、ラクスルの人事の方が優しくて純粋に会ってみたいな~とか思って参加しようかなとなりました。

2.仕組みを変える、というVisionが好きだったこと

その採用イベントの時に「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というVisionを聞いて、自分にとって共感性が高いものでした。世の中を継続的に変えていくためには、なにかの仕組みを変えるべきだしそれこそがインパクトを残すことだと自分の中で思っていたため、共感しました。

3.時給が高かったこと

これは、自分にとっていい話でもあるのですが、それ以上に学生や採用に力を入れており若手の成長に力を注ぐ会社なのかもしれないと感じました。 それなら、自分がラクスルに入社しても成長できる環境が整っていて頑張れるのではないか?と考えました。

上記の話から今回のインターンシップで知りたかったこと

  1. 実際、TechとBizの距離は近く、どちら側でもプロダクトを成長させるという視点で議論できるかどうか

  2. 新卒に対して、どのような立ち位置と思っているのか

  3. 社員さんが自分たちのVisionに対して、どう思っているかどうか

です。

上記に対して知ったこと

TechとBizの距離は本当に近い!

あくまで、僕の感想になってしまいますが、本当に近いと思います。 そもそも、ラクスルがおこなっている事業の特性として、ITシステム上だけでなくリアル(現実世界)のUXの考慮がとても重要になってきます。 例えば、印刷に用いる紙の仕入れ値の上下、商品の運送などリアルとのリンクが大事になってくるため、エンジニアとしても使ってもらえる場面をよりリアルに想像して設計・開発する必要があり、Bizとの距離も自ずと近くなります。 そのため、インターンシップ中でもBizの方を呼んでクロストーク会が行われ、BizとTechの関係性を知ることができました。そもそも、そのイベントをインターンシップ中に設定していることこそが、ラクスルという会社がその近さやプロダクトに向かう姿勢を示していると考えていて、上記のように感じました!

新卒に手厚い環境である

実際に、エンジニアの社員さんから、CTOの方にめちゃめちゃ教えてもらえているという話が聞けたり、そのほかの職種の方も、役員の方から面倒をよく見てもらえる、という話があって、それがエンジニアだけではなくBiz側の方からもあがっており、全社として新卒の育成を大事にしているんだと感じました。

社員さん1人1人が自分がしたいことがある

これは、話してる中でしたいことなどを聞いたときに、エンジニア側からでもVisionに対してしたいことを話してもらえて、なおかつそれが経営目線も合わさって話しているのがすごく印象的でした。

実際にしたこと

グラフデータベースを用いて、競合の可視化を行う内部向けツールを作成しました。 事業成長のため自分たちの競合を広く理解するためのツールとして作成しました。

やったこと

  1. 競合度合いが記入されたファイル(スプレッドシート or CSVファイル)をアプリケーションで読み込みます。
  2. 読み込んだデータをNeo4jのデータベースに格納します。
  3. ユーザーはアプリケーションを通じてNeo4jのデータベースにアクセスすることで競合を出力します。

工夫したこと

  • 競合度合いが分かりやすいように、割合によって色の濃淡を変化させるようにした。またランキングをリスト表示することでよりわかりやすくした。
  • スプレッドシート・CSVファイルなど、営業など技術に詳しくない人材でも気軽に利用できるようにした。

感想

Steamlitが便利すぎる

これのおかげでPythonだけできれいなUIができました。これすごすぎる

グラフデータベース面白かった!

グラフデータベースという今まで触ったことのない技術に触れましたが、色んな関係性が含まれるデータには便利だなと思ったので、これからなにかに使いたい!と思いました。

ユーザーヒアリングめちゃめちゃ大事

途中で、ユーザーヒアリングを行ったのですが、そのヒアリングでこのツールを使う場面や使う人の気持ちへの解像度がものすごく上がりました。

今、応募を迷っている人へ

もし、技術で不安で迷っている人がいたら、心配しなくて大丈夫です。コーディングテストもあって、通ったらそれはできる実力があるということです! なので、まず迷っていたら応募してみるのが大事だなと思います!
そして、メンターが必ずついてサポートしてもらえるので、わからないことは積極的に聞くのがいいなと思います。 何より、同じように就活を考えている人と友達になれます。 僕はこのインターンで出会った人と一緒にサービスを考えたりしています。
学びも、仲間も得ることができる本当にいいインターンなので、ぜひ応募してみてください!

まとめ

ここまで、読んでいただいた方ありがとうございました。 ちょっと先輩として、なにか読んだ方の助けになっていればと思います。
お世話になったメンターさん含め、一緒に開発をしてくれたチームのみんな、いろいろの準備をしていただいた人事の方々、話していただいた社員さんなど本当にたくさんの方のご協力があって、実りのあるインターンとなりました。
楽しかったです、ありがとうございました!