はじめまして。ラクスルでWebアプリケーションを開発している星野です。 例年、弊社ではこの時期に社内ハッカソン (Hack Week) を開催しています。今年もその時期がやってきました。
Hack Week とはエンジニア、デザイナ、PMなど、普段ラクスルの各事業部を支える開発チームが参加するハッカソンイベントです。自分たちでアイデアを出し合い、1週間かけて開発を行います。
今回で第4回目であるこの催しについてご紹介したいと思います。
Hack Week 2021 のテーマ
毎年なにかしらのテーマを設定している当催しですが、今年のテーマは
Going Beyond Borders - 境界を越える -
です!
一口に「境界」といっても、職務、事業部、専門分野などいろいろなものがあります。 ラクスルには海外拠点もあるため、国籍、言語、文化と言う意味での境界ももちろんあります。
時折「ボーダーレス」や「No Border」のような言葉を耳にしますが、境界をないものとするのではなく、境界があることを認識し、その境界を意思によって越えていく。 そんな思いがこのテーマにはあります。
今年はこの Hack Week にサマーインターンの学生の皆様も一緒に参加します。学生と社会人の境界も超えていく取り組みにできたらと考えています!
開催までの取り組み
アイデア募集
Slack の Workflow 機能で Hackweek 期間中に取り組むアイデアを Slack チャンネルに投稿できるフォームを作成しました。投稿は自動で Google Spreadsheet に追記されるようなっています。
去年も同じような仕組みを作ったのですが、当時は Spreadsheet への転記をするのに Zapier なども併用する必要があった記憶があります。 いつのまにか Workflow 単体で Spreadsheet への転記ができるようになっていて、進化を感じました。
チームビルディング
取り組むテーマについて集まったところで、チーム決めを行いました。
Google Meets で集まったテーマの紹介や、起案者からのチーム結成を呼びかける会を企画し、日頃は絡みのないメンバーとも交流できる催しを行いました。
試行錯誤しながらではありましたが、約 30 チーム、総勢 100 名超のイベントをこの度開催できることとなりました。
例年ですとチーム結成後から Hack Week 開催までの期間に、顔合わせや当日作戦会議をかねて各チームに費用会社負担での懇親会を推奨していました。しかし、今年は情勢的に行いませんでした。個人的にちょっと残念だったポイントです。
イベントクリエイティブ
リモートでのイベントだと、どうしても手応え感のようなものが薄くなりがちです。イベントが開催される実感を出すために、
- 視覚: リモート会議用の背景、Slack icon
- 触覚: イベントノベルティの作成
を、委員会のデザイナーにしてもらいました。
前述したチームビルディングイベントなどで参加者に背景を設定してもらうことで、「イベント近いぞ!」という雰囲気をだせてとても良かったと思います。
この記事を読んでくださっている方で、同じようにイベントノベルティを作りたい方がいたら是非弊社をご検討ください!
まとめ
ラクスルでは 8/30 - 9/3 にリモートで社内ハッカソンを開催します。
試行錯誤を多く要する取り組みですが、楽しいものにできればと実行委員の一人として邁進する毎日です。 後日また開催レポートを掲載できればと思っています。
これまでのレポートもありますのでご興味があればぜひ御覧ください。
Hack Week 2020 https://techblog.raksul.com/entry/2020/11/10/hackweek2020-report/
Hack Week 2019 https://techblog.raksul.com/entry/2019/06/20/raksul-hack-week-vo2/
Hack Week 2018 https://techblog.raksul.com/entry/2018/10/18/raksul-hack-week-report/