RAKSUL TechBlog

ラクスルグループのエンジニアが技術トピックを発信するブログです

ラクスル課題解決型インターンシップ体験記

はじめに

インターンに参加した、浅野と申します。 今回のインターンで体験した内容やラクスルの雰囲気、そしてその魅力を少しでもお伝えできればと思います。

インターン概要

インターンの内容は、ラクスルが実際に抱えている課題を解決に取り組み、その成果をプレゼンするというものです。 実施期間は5日間、2024/09/09(月)〜2023/09/13(金)までの11:00〜19:00でした。11時開始だったため、朝の弱いエンジニアに優しかったです。

また、5日間のうち、前半2日間はリモート、後半3日間は出社でした。 ラクスルのエンジニアの方々が実際に実施しているリモートと出社を組み合わせた働き方が体験できました。出社時には開発だけでなく、懇親会や写真撮影など、楽しいイベントも充実していました。

私たちの開発について

開発テーマ

私たちのチームでは、ラクスルの事業の一つである「CUSTA」において、商品説明の手入力に莫大な時間がかかっているという課題に取り組みました。この問題を解決するために、今注目されている大規模言語モデル(LLM)を活用し、商品説明を自動生成する仕組みを開発しました。

開発の進め方

1日目

チームビルディングを行い、各自の担当領域やチーム全体の目指す方向性について話し合いました。この段階ではまだ具体的な解像度は低かったものの、全員で意見を出し合うこと自体が非常に有意義でした。また、環境構築が思った以上に大変で、この日の作業はほとんどそれに費やされました。

2日目

本格的に実装を進めたいところでしたが、引き続き環境構築に取り組むことになりました。オンライン環境下での作業だったため、画面を共有しながらチーム全員で助け合い、なんとか進めていきました。

3日目

この日から実装を開始しました。私はプロンプトエンジニアリングを担当しました。チーム内の技術スタックや興味に基づいて役割分担を行いました。英語でプロンプトを書く経験が少なく、苦労する場面もありましたが、午後にはCUSTAのスタッフにインタビューを行い、そのフィードバックをすぐに反映する貴重な体験ができました。

4日目

3日目のインタビューをもとに改良を加えたプロダクトを再びCUSTAのスタッフに見てもらい、フィードバックをもとにさらなる改善を行い、プロダクトに反映させた成果を披露することができました。

5日目

最終発表会が行われました。CUSTAのスタッフはグローバルメンバーで構成されているため、発表は英語で行いました。プレゼンの後、CTOの方から英語で質問があり、私たちも英語で応答するという形で進行しました。英語でダイレクトにコミュニケーションを取る経験ができたことは、とても貴重でした。 また、4人の分担を明確にしながら適宜作業を進めながらも、「他の人の仕事だから」と放置せず、全員が協力しあって助け合える環境でした。

成果物の概要

今回の開発では、外国のユーザーが使うことを想定し、インタビューで得たフィードバックをすぐに反映させることを重視しました。
技術的な工夫としては以下のポイントに注力しました。

  • 多言語対応
  • ユーザーインターフェース(UI)の工夫
  • キーワード入力欄の設置
  • 自動生成された商品説明を3通り提示し、ユーザーが選択できるようにする

全体の感想

ラクスル社内の雰囲気が良すぎてびっくりしました。オフィスは綺麗で、遊び心があり、仕事が捗る環境でした。 また、チームメンバーの雰囲気も、メンターの方々も最高でした。遠方の方もいらっしゃいますが、またみんなで集まりたいです。

おわりに

今回のインターンは、「ラクスルで働くとはどういうことか」を体験できるまたとない機会でした。 チームメンバー、メンター、そしてラクスルの皆さん、本当にありがとうございました! 興味を持たれた方は、ぜひインターンに応募してみてください!