RAKSUL TechBlog

ラクスルグループのエンジニアが技術トピックを発信するブログです

Raksul Tech Internship 2024 に参加しました

はじめに

ラクスル株式会社のインターンに参加しました、矢崎と申します。この度、ラクスル株式会社のインターンに参加し、5日間にわたってチーム開発を経験させていただきました。この記事では、インターンを通じて得た学びや気づきについてまとめたいと思います。

インターンの概要

内容:ラクスルの実際のサービスで抱えている課題に取り組む、課題解決型インターンシップ( 募集ページ
日程:9/9(月)~9/13(金)の5日間。(前半2日はオンライン、後半3日は出社)
時間:11:00〜19:00(コアタイムは11:00〜16:00。個人的にこの時間帯はとても嬉しい)
場所:目黒駅から徒歩5分ほどのオフィス。 広々とした綺麗な空間で最高でした。(こういう場所で働きたい。笑) オンラインとオフラインを組み合わせた形式で、実際の働き方に近い形でインターンを体験できました。

参加の動機

  • 「チーム開発」の経験を積みたかったから
  • 自分の就職活動の軸とインターンの内容が非常にマッチしていたから

この2つが大きな理由です。
特に、私の専攻が数学のため開発経験が浅かったこともあり、「挑戦しなければ!」という気持ちが強かったです。

5日間で行ったこと

私たちのチームのテーマは、「決済オペレーターの業務改善プロジェクト」でした。

実際に決済オペレーターの方にヒアリングを行い、業務上の課題や不便な点を伺いました。

メンターから具体的な指示が与えられるわけではなく、本当に実在する課題に対して自分たちで解決策を考え、取り組むスタイルでした。このような責任感のあるプロジェクトに参加できたことは、刺激的でとても面白かったです。

その後、ヒアリング内容をもとに、「一括入金」「消込」という2つの作業の自動化を目指すことにしました。

1. 一括入金:外部決済代行業者から入手したCSVファイルをデータベースに登録する作業
2. 消込:請求書と登録されたデータを照合する作業

学んだこと

技術的な面

開発にはRuby on Railsを使用しましたが、私はRubyの経験が浅かったため、基本的な書き方から多くのことを学ぶことができました。また、既存の大規模なプロジェクトに新機能を追加する形式だったため、先人たちが書いたコードをたくさん読みました。

最初は「エンジニアは勤務時間の大半はコードを書いているのでは?」と思っていましたが、実際にはコードを読む時間も非常に多く、それが大切だということを知りました。

また、オペレーターの方に開発した機能をお見せした際、「この機能は必要ないかもしれない、それよりもこの機能が欲しい」というような、開発している中では気が付くことが出来なかったフィードバックをいただきました。このように、ユーザーからのフィードバックを開発途中で受け取ることの重要性も学びました。

その他の学び

初日に、チームで「ワーキングアグリーメント」(チーム開発時のルール)を決めました。「15分詰まったら質問する」「定期的に休憩する」などです。その中でも、毎日行った「朝会」「おやつタイム」「夕会」が特に良かったです。

おやつタイムは、チーム内でお菓子を食べながら話すだけで仲が深まり良い時間でした。こうした時間は、個人で開発をしているだけでは得られない学びになることも多く、貴重な経験だと感じました。

ラクスルの方々は全員いい人

インターン中、社員の皆さんは終始親切でフレンドリーでした。インターンだから特別に対応してくださっているわけではなく、普段からこういう雰囲気なのだろうなと感じられる環境でした。

メンターの方々は、質問すれば何でも答えてくれましたが、全ての答えを与えるのではなく、自分で考える機会を与えてくださる指導方法が印象的でした。

特に、3日目にメンターの方お二人と2on1の面談を行う機会があり、エンジニアとしての自分のキャリアについて深く考える時間をいただきました。私の中で「こういうエンジニアになりたい」という想いが揺らいでいる時期でしたが、お話を通じて、自分の考えを整理することができ、本当に感謝しています。また、懇親会の際に「もう一度お話ししたいです!」とお願いしたところ、お時間を取っていただき(本当にありがとうございました)、自分の考えをさらに深めることができました。こうしたフットワークの軽さと柔軟な対応ができる環境に、短い5日間ながらも身を置けたことは、大変貴重な経験となりました。

最後に

実際の業務に近い形でインターンを体験できたことは、とても貴重な経験でした。オフィスに足を運ぶことで、ラクスル株式会社への”解像度”が上がりました。メンターの皆さん、チームメンバーのみんな、ありがとうございました! もし、チーム開発の経験がない方や開発経験が浅い方でも、多くのことを学べるインターンだと思います。興味がある方は、ぜひ応募してみてください。充実した5日間になることは間違いありません!