RAKSUL TechBlog

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ラクスルの課題解決型インターンに参加しました

はじめまして、筑波大学大学院で数学を専攻している酒井と申します。この度、ラクスルの5日間の課題解決型インターンに参加しました。この記事を読んでいる方の中には、インターン参加を迷っている方もいらっしゃるかもしれませんが、まずお伝えしたいのは「とにかく楽しかった!」ということです。

参加した理由

私は数学を専攻しており、エンジニアリングとは直接関係が薄い分野にいます。しかし、IT業界にキャリアチェンジを目指す中で、チームでの開発経験が必要だと感じ、インターンを探していた際にラクスルのインターンに出会いました。

参加を決めた理由は、以下の3点に魅力を感じたからです。

  1. 課題解決型で、実際の業務に近い体験ができること
  2. チーム開発の形式で、他のメンバーと協力しながら進められること
  3. ラクスルのビジョン「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」に共感したこと

インターンの概要

インターンは9月9日から13日までの5日間、毎日11:00から19:00まで行われました。最初の2日間はオンライン、残りの3日間はオフィスでの対面形式でした。参加者の希望に基づき、4つのテーマに分かれてチームが編成され、ラクスルが抱える課題に取り組む形式で進行しました。

インターンの流れは以下の通りです。

1日目: 開会式、チームビルディング、ヒアリング、環境構築
2日目: 開発開始
3日目: 自己紹介、オフィスツアー、メンターとのランチや2on1ミーティング、開発、懇親会
4日目: 開発、新卒社員との交流
5日目: 発表準備、成果発表、振り返り会

取り組んだ課題

私たちのチームは「決済オペレーターの業務改善」をテーマに取り組みました。決済オペレーターは、自動化されたフローでは対応できない部分を手作業で処理している部門です。ラクスルの事業拡大に伴い、その負担を軽減するためのプロダクトを開発に挑戦しました。 インターンの初日は、実際にオペレーターのリーダーにヒアリングを行い、銀行振替のプロセスに手作業が多く発生している問題を発見しました。これを解決するための改善案を考え、開発を進めました。

開発体験

開発にはRuby on Railsを使用しました。普段はPythonを使用しているため、Rubyの経験は少なく不安もありましたが、既存のシステムをうまく活用しながら実装を進めました。特に難しかったのは、デバッグ用データベースの整備です。大量にあるデータの一貫性を保ちながら処理することの難しさを学びました。

このインターンで得たもの

何よりも、ラクスルの社内の雰囲気に触れられたことが大きな収穫でした。社員の皆さんは穏やかで、論理的な思考を持つ方が多く、とても居心地が良い環境でした。また、オフィスはモダンで、自然を取り入れた快適な空間が広がっており、非常に快適な環境でした。出社した3日間は、毎日社員の方々と直接お話しする機会があり、懇親会では美味しいご飯やビールを楽しむことができました。 技術的にも多くの学びがありました。特にメンターとの対話が非常に有意義で、質問に対してすぐに答えを教えてもらうのではなく、自分で考え、成長できるようなアドバイスをたくさんいただきました。そのおかげで、自信を持って開発に取り組むことができ、貴重な経験を積むことができました。

最後に

5日間はあっという間で、忙しくも充実した時間でした。インターン生同士も多様なバックグラウンドを持つ魅力的なメンバーばかりで、新たな友人もできました。 もし、ラクスルのインターン参加を迷っている方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてください!きっと、とても良い経験になると思います。