RAKSUL TechBlog

ラクスルグループのエンジニアが技術トピックを発信するブログです

ラクスルサマーインターン参加レポート

はじめに

ラクスルサマーインターンに参加した穂積です。本記事では、以下の内容についてお伝えします。

  • ラクスルサマーインターンシップとは
  • 参加して実際どうだったのか

インターン概要

【実施内容】実際のサービスの課題解決にチームで取り組む
【期間】5日間
【インターンの形式】ハイブリッド形式(最初の2日はオンライン、残りの3日は出社)

応募のきっかけ

就活サイトでスカウトをいただき、ラクスルを初めて知りました。人事の方との面談を通して、課題解決に対する考え方が自分と近い企業だと感じました。
例えば、RAKSULグループはノバセルという、テレビCMの効果を測定する事業を展開しています。ノバセルが生まれた背景には、テレビCMの効果がわかりづらいという課題を解決したいという想いがあると伺いました。この「自身が感じた課題を基にサービスを作る」という考え方が、私の価値観に非常に近いと感じ、インターン選考に進むことを決めました。

取り組んだ課題

私たちのチームは5名で構成され、具体的な課題は、ユーザーへのヒアリングをもとに自分たちで決定する形式でした。

まず、決済オペレーターの方に対して、現在の業務内容や不便に感じていることについてヒアリングを実施しました。その結果、①追加入金の処理と、②消込作業に時間がかかっていることが主な課題と分かりました。いずれも手作業で行われており、業務効率が低いという大きな問題がありました。

1. 追加入金の処理

外部決済代行業者から取得したCSVファイルをもとに、オペレーターが手作業で追加入金の登録を行っている。

2. 消込作業

追加入金の金額が正しいかどうかをオペレーターが1件ずつチェックし、処理している。

これらの煩雑な作業を解消することを目指して、5日間で「ラクスル請求書払い」における決済オペレーターの業務改善をテーマに開発を行いました。

自分の担当業務

主にバックエンド周りのタスクを担当し、CSVファイルから一括で追加入金登録や、請求書に紐づく企業名の取得機能を実装しました。

1. 追加入金の処理効率化

オペレーターが企業名や請求書情報を手作業で確認・入力していた部分を自動化することで、追加入金の登録プロセスを大幅に効率化しました。

2. 消込作業の効率化

自動で企業名が請求書に紐づけられる機能を活用し、入金かを一目で把握できるようにすることで、オペレーターの作業時間短縮とミスの防止に繋げました。

Ruby on Railsを使った開発で、Rubyに関してはほとんど初心者でしたが、5日間で少しずつRubyと仲良くなれた気がします。

インターン中に学んだこと

ヒアリングの大切さを痛感しました。ヒアリングを通して、ユーザの抱える課題に対する解像度が上がり、本当に必要とされるものの開発に取り組めました。

エンジニアには、単に技術的な問題を解決するだけではなく、ユーザのニーズを理解し、それに応える製品やサービスを開発する役割があります。ユーザ視点に立って物事を考え、それを実現する技術力が求められるのだと感じました。

また、チーム開発においては、お互いの状況を共有し、協力して進めることの大切さを学びました。リモートでの開発初期は、コミュニケーションが取りづらく、進捗の共有が難しい面がありました。しかし、対面になってからは、よりスムーズな情報共有ができるようになり、開発スピードも上がりました。お互いを尊重し、助け合いながら取り組むことで、より良い成果を出すことができました。

会社や社員の印象

世の中の課題解決に本気で取り組んでいるという熱量を感じました。本当にユーザーに喜ばれるサービスづくりをしている印象を持ちました。 ラクスルが単なる利益追求ではなく、社会課題の解決に真摯に取り組む企業であるのだと感じました。 また、社員の方は穏やかな方が多いと思います。優しく接していただき、心地よくインターンを過ごすことができました。

最後に

5日間という短い期間でしたが、ラクスルについての理解が深まり、将来エンジニアとして働くイメージがより明確になったインターンでした。 実際の課題解決のプロセスを体験できたのは、非常に貴重な経験でした。 改めて5日間一緒に駆け抜けてくれたメンバー及びメンターの皆さんにdeep感謝です! ラクスルのサマーインターンに参加を迷っている方がいたら、ぜひ応募してみてください!